2013年3月13日

メタンハイドレートの試験採取成功…愛知沖 海底採取は世界初

NHKニュースの記事
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130312/k10013138431000.html

>資源エネルギー庁は、将来の国産天然ガスの資源として期待されている「メタンハイドレート」について、愛知県と三重県の沖合で世界で初めて海底からのガスの採取に成功したと発表しました。

>発表によりますと、12日午前9時半ごろ、愛知県と三重県の沖合で、国の委託を受けた独立行政法人のJOGMEC=石油天然ガス・金属鉱物資源機構が中心に進めているメタンハイドレートの試験開発で、海底より数百メートルの深さの地層から天然ガスの採取に成功しました。
>資源エネルギー庁によりますと、海底にあるメタンハイドレートからの天然ガスの採取は世界でも初めてということです。

メタンハイドレートは、天然ガスと水が結びついてシャーベット状になった天然資源で、「燃える氷」とも呼ばれています

>将来の国産天然ガス資源として期待が高まっていて、政府は今年1月から試験開発を進めてきました。
>現場では今後、2週間ほどかけてガスが安定的に採取できるかを調査するということです。
>今回の海底には日本の天然ガス使用量の14年分に相当するメタンハイドレートの埋蔵が見込まれていて、資源エネルギー庁は、5年後をめどに商業化に向けた技術を確立したいとしています。


>メタンハイドレートは、日本近海の広い範囲で埋蔵されていることが分かっています。

今回、試験開発されている海域以外にも、
>新潟県の上越沖や北海道の網走沖、日本海の秋田県から山形県にかけての沖合などで実際にメタンハイドレートが確認されているほか、紀伊半島から四国、九州にかけての太平洋沿岸でも埋蔵の可能性が指摘されていて、日本近海の埋蔵量を合わせれば、日本の天然ガス消費量の100年分に相当するという試算もあります。
>このため、政府内には「商業生産が実現すればエネルギーの輸入依存体質を大きく変えられる」といった見方もあり、開発にはこれまで588億円が投じられています

>一方、課題は生産コストです。
>通常の天然ガスは、埋蔵している地層にパイプを通せばガスが出てくるのに対し、メタンハイドレートは、シャーベット状の固体からガスだけを取り出す必要があります
>このため、今回の試験採取については、アメリカで生産が増加しているシェールガスと比べても、コストは17倍になっているという試算もあります。
>また、一般的なガス田に比べると、メタンハイドレートからガスを採取する効率は10分の1程度とされ、効率の悪さも課題です。


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1754194.html

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全部まとめて100年分って、そんなに多くない気がするのは私だけなんでしょうか。
日本だけの消費量換算で100年ですよ?
その間に資源消費量を減らすよ、とか、地球に優しい資源を開発しちゃうよ、ってことなんでしょうか?
100年分なんて、3・4世代分。技術開発の期間としては少々心許ないと思うんですけどね。

開発費も大きいみたいですし、
この技術や資源を簡単に横取りされないように慎重に願いたいものです。

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