2013年3月12日

がれき処理「検討」だけで復興予算を交付…結果、受け入れずに約86億円を手にした堺市など他9箇所も

MSN産経westの記事
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130309/waf13030921310029-n1.htm

> 東日本大震災で発生したがれきを受け入れない堺市が、復興予算約86億円をごみ処理施設の新設費などとして受け取ることが9日、分かった。
>がれきの処理に困った環境省が、受け入れを検討しただけの自治体にも復興予算の交付を決めたためだ。

> 堺市によると、建設総額約182億円のごみ処理施設を整備中。
> 昨年1月、この施設の建設事業費と老朽化しているごみ処理施設の改修事業費のうち、約86億円分を平成24年度の国の交付金対象事業と位置付けた。
国の交付率に基づき約40億円を要望し、残る約46億円分を地元で負担する予定だった

> しかし国は同4月、「堺市はがれき処理を検討している」として、市が求めていた通常枠の交付金ではなく、新たに設けた復旧・復興枠などでの措置を市に打診
>約40億円に加え、地元負担の約46億円分も復興予算で交付する枠組みを示した。


> 市はがれき受け入れを決定していなかったが、国が「検討レベルでも交付条件に当てはまり、結果的に受け入れることができなかった場合でも返還を求めない」としたため、交付を申請
>同6月にがれきの全体量が判明し市が受け入れなくても対応できることになったが、手続きは進行。同10月に交付が決まった。

> 開会中の定例市議会で市議からは「一部を被災地への義援金とするべきでは」「道義的におかしい」と異論が浮上したが
竹山修身市長は「財源の確保は首長の責務。ありがたくいただきたい」と答弁した

> がれき処理を検討しただけで同様に復興予算を受け取る自治体は堺市のほか、約36億円が交付された埼玉県川口市など6市町3組合ある
>堺市の約86億円は突出して高い。


> 環境省の担当者は「(復興予算は)広域処理を促進させるための起爆剤として計上した予算。がれき処理の検討を促すだけでも十分効果があり、問題はない」としており、返還要請は検討していないという。


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1754060.html

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いやいや、そもそも国がおかしいでしょ。
瓦礫を受け入れなくても返還しなくても良いって、何でだよ!!

そして、多額の本来は復興の為に当てられるべき予算を貰っておいて、
いけしゃあしゃあと、ありがたく頂戴すると言ってしまう堺市市長は人としてどうかと思う。

せめて検討の姿勢だけでも見せるとか、小額でも寄付にまわすとか考えてしかるべきでしょ。
市議会なんてどうせ誰も気にしないだろうし、ぶっちゃけていいや・・・とか思ったんでしょうかね。

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