2013年2月13日

【画像】 1億5000万円かけサイボーグ化した「奇跡の一本松」、元の場所に戻す作業を開始

NHKニュースの記事
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130212/k10015450551000.html

>東日本大震災の津波に流されずに残り、モニュメントとして保存するためいったん切り倒された岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」を、元の場所に戻す作業が、12日から本格的に始まりました。

陸前高田市の奇跡の一本松は、7万本の松が立ち並んでいた「高田松原」で津波に耐えて唯一残りましたが、その後、枯れていることが分かり、モニュメントとして保存するため去年9月に切り倒されました
>復元に向け、県外の工場で芯をくりぬきカーボン製の棒を通すなどの保存処理が行われていましたが、12日から、処理が終わった幹を元の場所に戻す作業が本格的に始まりました。
>12日は、午前9時半から高さ4.5メートルほどある幹の根元部分の設置作業が始まり、幹をクレーン車でつり上げたあと、コンクリートの土台に慎重にはめ込んでいきました

>作業の様子を見守った、地元の保存会「高田松原を守る会」の鈴木善久会長は「一本松が人工のモニュメントになって帰ってきたのを見ると、少し複雑な気持ちがします。被災者に勇気や希望を与える存在になってほしい」と話していました。

>奇跡の一本松は来月、幹の残りの部分と特殊な樹脂で再現した枝葉をつなぐ作業が行われ、震災発生から2年になる来月11日までには元どおりの姿に復元される予定です


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://gahalog.2chblog.jp/archives/52170196.html

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復旧も困難な元の地に、幹の外側しか残らず他は全て作り物の状態でモニュメント化する為に、
一億五千万円もの費用を掛けるという・・・
無意味とまでは言いませんが、他にもっと優先すべき事があるだろうと。

その費用は募金で集めるつもりだそうですが、
去年9月の伐採段階で集まった資金は1/7の約2200万円程度だったそうで、足りない額は復興支援の寄付金から貸し出されたとか。
何で明らかに足りてないのにそのまま実行に移すのかが甚だ疑問。
出資者が名乗り出てくれたというのなら別ですが、何もない状態でよくこんな無駄に壮大な計画を強行したもんです。
町が崩壊し沢山の犠牲者が出て生存者は他方へ移住したり生きる事に精一杯で。
止める事も反対する事も出来ず、小さな抗議の声は上には届かなかったんでしょうね。

その場に居続けたら塩害で枯れる運命が解っていたのに、それを生かしてやろうと考えず、
こんな事までしてこの場に留まらせようとする事に、そこまでの価値が見出せません。
この松を生かす為に内陸に移植しようという提案も出ていたそうですが、
ここの陸前高田市の市長が、この場所じゃないと意味がない、と拒否したそうです。
観光スポットを他所に取られてたまるか!とか思ったんでしょうかね・・・

陸前高田市の市長については、酷い人物との噂もあるようです。
内容が気になる方は、まとめブログへのリンク先の2ちゃんねる書き込み48&60を見てみてください。
事実を確認出来ませんのでここには転載しません。

塩害でやられる前に生きていける土地に移し、元の地には石碑などを立てる事が一番理想の形だった気がしますが、
枯れてしまう運命は変えられないものだったんでしょうかねぇ・・・

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