2012年11月4日

音楽離れが加速 、約7割が音楽に使うお金「0円」 違法DL刑罰化したのに・・・

niftyニュースの記事
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/yucasee-20121102-12310/1.htm

> 音楽ユーザーが1カ月あたりの音楽にかける金額が「0円」が68.6%を占めることが、マイボイスコムによる調査でわかった。

> 調査対象はダウンロード、ソフト購入とレンタル。グッズやライブは対象にはない。

> 音楽ダウンロード(以下DL)経験のある人は5割弱で、そのうち1年以内にDLしていない人は4割強、1年前より頻度が減った人は2割弱と、利用頻度は減少傾向にある。

> そして、DL経験者で、直近1年間でDLを利用した人は6割弱。1カ月あたりの利用金額は「0円」が2割強、お金をかけた人は3割強となった。

> その一方で、音楽ソフトの売り上げは増加しており、オリコンが調べた2012年上半期(7月1日まで)で、音楽ソフト総売上額は1564億円と、対前年同期比101%と4年ぶりの増。
>その4分の1をAKB48を中心とする48グループが占めた。


livedoorニュースの記事
http://news.livedoor.com/article/detail/7103798/

>音楽ダウンロードの利用に関するアンケート調査の結果が発表され、ネット掲示板上で話題になっている。

>今年の10月から施行された「違法ダウンロードの刑事罰化」により、音楽コンテンツの売上げ動向が注目されていた今回の調査だったが、蓋を開けてみれば、音楽業界の売り上げ回復どころか、「音楽離れ」の傾向が如実に現れる結果となった。

>このアンケート結果に対し、ネット掲示板では
>刑罰化への批判が相次いだ。

>また、今後さらに加速する「音楽離れ」に不安の声も見られた。


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://matometanews.com/archives/1579624.html

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不景気の中で優先的に出費が削られるのは、
お金を掛けずとも見聞き楽しめる機会のある娯楽なわけです。
テレビなどで無料で見れる番組や音楽。ネットで無料のゲームや動画。

今回、違法ダウンロードの刑事罰化の話題も出ていますが、
これによって事態が好転すると期待して喜んでいた人など、初めからほとんど居なかったと思います。

しかし、誰も買わなければ、その産業は廃れてしまうわけですが・・・

でも、新規発掘が難しくなっても、良い物は必ず記憶や記録・データが残り続けます。
もし万が一、音楽会社が消えたとしても、既に出回った良曲が消えることは無いですし、
また、音楽を作る人・奏でる人が居なくなることもあり得ないんですよね。

ここで思い浮かぶのが、ボーカロイド
才能ある素人の発掘に一役買い、無料で良曲が動画サイトにアップされる。
当然元から無料なのでそれを聞いたりダウンロードする事は犯罪でもなく自由
さらに極めつけで、才能ある歌い手が市販品にも劣らない楽曲を完成させてしまう。
パソコンから音楽ソフト、インターネットから動画サイトへ、どんどんクオリティーの高いものが一般に普及していく事で、クリエイトな業界が昔のままで居られないのは必然的なことだったのだなと思いました。

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