2013年3月30日

難しい内容を理解しようとすると、脳の細胞に物理的な損傷が生じる…マウス実験で発見

WIRED.jpの記事より引用
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1756324.html

新しい環境を探索しようとしたり、難しい内容を理解しようとしたときなどに、脳の細胞ではDNAレベルの物理的な損傷が生じている可能性があるという研究結果が発表された。

>難しい記事などを読むと頭が痛くなる、と文句を言う人は多いかもしれない。
>そうした表現は象徴的なものだろうが、しかし、もしかしたら難しい内容は、実際に脳の細胞へ物理的な損傷を与えている可能性があるという研究結果が発表された。

>カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームが発表した論文によると、
>マウスの脳が活動状態にあるとき、具体的にはマウスに新しい環境を探索させた後に、損傷の兆候が増加することがわかった。

>このとき生じたDNA損傷は、「二重鎖切断(double-strand break)」という種類のもので、DNAの二重らせんが両方とも切れ、1個のDNA分子が2つに分かれてしまう損傷だ。

刺激の多い環境におかれたマウスには、DNA損傷がより多くみられることが確認された。
>そのようなマウスでは、40%もの細胞に損傷の兆候を示すDNAが見つかった

>こうした損傷は神経活動のみによっても起きるのかを調べるため、研究チームは麻酔をかけたマウスの目に光を照射した。これでも損傷が生じた
>脳そのものの神経活動を活性化させても結果は同様だった。
>また、さまざまな抑制因子を使って、原因をグルタミン酸という1つの神経伝達分子にまで絞り込むことに成功した。

>この現象は長期的な損傷を与えるのだろうか。
>研究チームが明らかにした限りでは、この損傷は1日以内に修復されるため、問題は一時的なものに終わるはずだと考えられている。
>また他の複数の研究から、知的に活発であり続けると、老化に伴って生じる一般的な種類の認知機能低下を防ぐのに効果があることが明らかになっている。
>それでも今回の研究は、病態(この研究の場合はアルツハイマーの病態)に関連づけられる損傷が増えると、修復システムによる修復が追いつかなくなり、病気の進行に寄与する可能性を示唆している


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1756324.html

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この研究チームは、マウスを使ったアルツハイマーの研究をする中で、
アルツハイマーに関係なくDNA損傷が起こる事を発見したのだそうです。

簡単に要約すると、
難しいことを考えていると頭が痛くなるのはこのせいだったのか!?という内容ですね。

損傷は一日以内に修復されるので、長期的に見て問題はなさそうという事ですが、
損傷が何日も継続的に続いた場合や、修復しきれない損傷が加わる可能性もあります。
また、マウスでの実験ということもあり、人間ではどうなのかもハッキリしていないようです。

一般人的には、
あまり根を詰めるのは良くないかもしれない、くらいの認識で良いのかな?

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