2012年10月19日

ボージョレ・ヌーボー史上最悪の不作、しかし仕上がりは例年並みの美味さ・・・って本当に悪くないの?

MSN産経ニュースの記事
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121018/biz12101821220027-n1.htm

> 11月15日午前0時に解禁される仏ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が、品不足により例年より値上がりする懸念が出ている。
>原料となるブドウの収穫量が、天候不良による不作で想定の半分程度と「史上最悪」(仏ボージョレーワイン委員会)になったため。
>輸入業者は、注文に応じた量を確保できるか気をもんでいる状況だ。

> 仏ボージョレーワイン委員会によると、原料となる仏ボージョレ地方のブドウ、「ガメイ種」の収穫量は、最盛期の9月下旬でさえ、例年の半分以下という。
最大の原因は天候不順で、夏場は低温で、雹(ひょう)が降ったほどだった

> ただブドウの品質そのものは、「よく熟すことができて健全」(仏ボージョレーワイン委員会)で、新酒の仕上がりは例年並みのうまさになるとみられるだけに、「供給量が逼(ひっ)迫(ぱく)することが心配される」(同)という。

> このため、日本にボージョレを輸入する大手メーカーの輸入計画は、前年よりも弱気になってきた。

> ボージョレは11月の第3木曜日に解禁され、世界の中で日本でいち早く飲めるというイベント効果で消費者に浸透。生産量の約半分を輸入する世界一の消費大国になった。
>近年では500円を切るハーフボトルが登場するなど値ごろ感も出ていただけに、「ワインを好きになっていただくためのきっかけの商品なので、価格は上げられない」(大手輸入)と悩む
>各社とも昨年並みを維持する方向だが、企業は自助努力による価格抑制を迫られているのが実態だ。


参考 wikipediaから抜粋

>「ボジョレーワイン」
>以前はその年のブドウの出来栄えをチェックすることを主な目的としたもので、ワイン業者が主な顧客であったが、その後、解禁日をイベントとして、新酒として大々的に売るやり方が確立され、現在はフランスでも、日本と同じ目的で一般の消費者向けに売られている

各年度の評価

>95年「ここ数年で一番出来が良い」
>96年「10年に1度の逸品」
>97年「1976年以来の品質」
>98年「10年に1度の当たり年」
>99年「品質は昨年より良い
>00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
>01年「ここ10年で最高」
>02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
>03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
>04年「香りが強く中々の出来栄え」
>05年「ここ数年で最高
>06年「昨年同様良い出来栄え」
>07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
>08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
>09年「50年に1度の出来栄え」
>10年「今年は天候が良かった為、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い」 
>11年「出来が良く、豊満で絹のように滑らかな味わい」


あくまで参考として、フランスワインの当たり年とハズレ年を検索してみる
1992~1993年はハズレ評価の多い年のようで、
2005年・1990年辺りが、近年最高の当たり年だったようです。
(最近の詳細データが見つかりませんでしたが、2009年もかなり良かった模様)


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://gahalog.2chblog.jp/archives/52140540.html

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私はワインは口に合わないのでほとんど飲まないのですが。

評価年表の中で一番良さそうなフレーズは、2003年の「100年に一度」な気がします。
実際一番良い出来だったようです。

では、2番目に良さそうなフレーズは、2009年の「50年に一度」かな?
やはり○○年に一度というフレーズが一番当てになりそうですね。

という事は、今年の「例年並みの美味さ」というのは
・・・どうなんでしょうねぇ?

ちなみに今年の解禁日は、11月15日ですよー

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