2012年9月9日

ホッケの漁獲量が激減、既に高級魚化!? 居酒屋でホッケが食べられなくなる?

週プレNEWSの記事
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/09/08/13775/

>居酒屋の定番メニューであるホッケの漁獲量が、日本一の産地・北海道で激減している。

>「何十年と漁師をやっているけど、これほどの大不漁は初めて。このままでは生活が成り立ちません」(羅臼[らうす]町の刺し網漁師)

ホッケの漁獲量は1998年から減少傾向が続き、とりわけ3年前から急減。08年の約16万5000tから昨年は約5万8000tまで落ち込んだ。

>道立中央水産試験場・資源管理部のホッケ担当研究員が説明する。
>「これまでの漁獲が過剰気味だったのに加え、北海道近海におけるここ数年の海水温の上昇が原因です。比較的寒冷な海を好むホッケにとって生息しづらい環境になったことが資源(ホッケ)の減少につながったということでしょう」

>そこで北海道庁は資源回復のため、全道のホッケ漁獲量の8割を占める北部海域を対象に、9月から3年間の水揚げを08~10年の平均より3割減らすという異例の水揚げ規制に乗り出した


>次に、都内の居酒屋チェーン店の店長がこう打ち明ける。

>「ウチは国産モノに見切りをつけ、昨年から割安なアメリカ産のシマホッケに切り替えました。脂のノリが良く、客からの評判も上々でしたが、最近ではなぜか輸入モノまで高くなっています

>なぜ? 海外水産物の市況に詳しい水産通信社の記者が説明する。

>「ホッケの主な輸入先はアメリカとロシア。実は昨年、絶滅危惧種に指定されているトドの資源保護を目的に、その主要なエサであるホッケの漁獲枠がアメリカで大幅に縮小されたんです。そのため輸入量が急減し、価格も07年と比べて約3割アップ。ロシア産の輸入価格もそれにつられて07年から約6割高くなった。アメリカの漁獲制限期間は10年。最低でもあと8年は高値基調が続きます」

>国産ホッケも輸入ホッケも高いのか……。
>前出の居酒屋チェーンの店長がこうボヤく。

>「かつて開き魚といえばアジでした。その価格が高騰し、代用品としてホッケが重宝されるようになると、瞬く間に人気が広がり居酒屋の定番メニューに育ちました。でも、今やそのホッケも高級魚になろうとしている。次はどんな魚を開けばいいのやら……」

>全国の居酒屋からホッケが消えてしまう日も近いかもしれない。


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://himasoku.com/archives/51738623.html

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え・・・うちではあまりホッケを食べないので相場に気付きませんでしたが、そんなに深刻な問題になってたんですか。

リーズナブルな居酒屋からは本当に消えてしまう日も近いかもしれませんね。

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