2012年9月10日

【長話】 勤め先にブスデブの上、性格破綻したとんでもない金持ち女がいた思い出 (2chスレ抜粋)


※注意※
 他人事として見れれば面白いし、教訓にもなりますが、
 基本イライラするタイプの話です。
 抜粋しても長いです。大丈夫そうな方だけお読み下さい。

 抜粋です。

>当時、私は精密機械を設計・製造する会社で営業事務をしていた。
>皆仲が良く、ワンマンな社長がちょっと苦手だったけど楽しい会社だった

>設計部、営業部、あとは経理や総務をしてくれる 【ベテラン】 事務員さんが1人。

>ストレスのスの字も感じない職場だった。
>が、その楽しい日々が一人の女のせいでメチャクチャになった。


>メチャクチャ女スペック

>当時35歳 社長の知り合いの娘。
顎が特徴。しかもちょっとデブ。

> 【アントン】 と呼ばせてもらいます。


>アントンは最初の登場からして凄かった。

営業事務の 【ユリさん】 』が結婚して退職する事になってた。
>ユリさんの後釜として来たのが、アントンだった。

>その日の業務が始まる前に、社長から皆に紹介された。

>社「今日からここで頑張ってもらうアントンさん。
>  営業部に入ってもらう。宜しくな。」

>皆「よろしくお願いします」

>ア「私、設計がしたいです。」

>社「え?」

>ア「設計部がいいです。」

>社「いやいやいやいや・・・う~ん・・・じゃ、設計部・・・にしようか」

>ア「今日から設計部に入りますアントンです。
>  父は会社経営してます昔はここの社長の面倒みてました
>  宜しくお願いしまっす!ハイ!以上!」

>社「(苦笑い)」

>皆「・・・宜しくお願いします・・・」


>業務開始直後
>自分から設計がしたいと設計部を希望しといて、CADが使えない。
>もちろん、設計なんか今までやった事もない。専門知識もない。

>でもアントンは「教えてもらったらすぐ出来る。覚えるのは早い方やから。」て自信満々
>社長が見て見ぬ振りしてた。

もちろん設計出来るわけもなく、雑用する事になったらしい。
>アントンは、設計さんにコピーを頼まれた。

>が、何故かアントンは不機嫌。

設計さんから受け取った書類を、営業部の私の所へ持ってきた
「これ、コピーしてきて」と。

>私はアントンをコピーの所まで連れて行き
>「このままセットして、ボタン押すだけです」と説明しながらやっていた。

>が、アントンは自分の席に戻っていた。

>とりあえず、書類をコピーしてアントンの所で持っていくと
「ちゃんと出来た?じゃ、次これFAXしてきて」と次の書類を渡された。

>アントンのPCを見ると
>下に小さい窓でヤフー知恵袋が開かれていた

>さすがに設計さんが、「アントンさん、あんたに頼んだんやから。」
>と助け舟を出してくれた。

>するとアントンは舌打ちをし「バン!」と
机を叩いて立ち上がりFAXを送りにいった。

>アントンはFAXを終えて自分の席に戻ってくるなり、
書類を机に投げ喫煙室へ消えた。


>とりあえず、その日は
>歓送迎会があった。主役はユリさんとアントンの2人。
>場所は、皆がよく行く居酒屋さん。

>が、店に入るなりアントンが
「は?何よこの店。私こんな店始めてやわ。狭いなぁ。」

>とりあえずビールで乾杯しようという事になった。

>皆のグラスにビールが注ぎ終わって、
>社長が乾杯の音頭をとろうとしたが、

「私、ワインしか飲めません。」

>しょうがないので、ワインを注文。
>きたワインを見るなり「これはどこのワイン?」とか言い出した。

>皆がユリさんの結婚相手について色々質問してた。

>アントンが明らかに不機嫌になってきた。

>営業さんがもう1人の主役アントンを気遣って、話かけた。


>アントンは、誰に言うでもなく自分についてたんたんと語っていた。

・どこの会社にいっても部下から慕われる
>・いずれは親の会社の経営に携わらなければならないので苦痛。
>・どこで働いても、自分の能力を活かしきれない
>・とりあえず私はお金持ち。お金に困ったことがない
>・有名俳優や歌手にプロポーズされた事がある。
>・今は、3人からプロポーズされている。などなど。


>アントンは自分のことを話し終わると、注文した料理の話に移った。

>・この味付けは何か一味足りない。
>・このワインはなんでこんなに不味いのか。
>・この料理なら私は3分で作れる
>・素材が悪い。もっと新鮮な物じゃなきゃだめだ。などなど。


>アントンはとにかく食う。飲む
>胃下垂だから大丈夫なんだって言ってた。デブなのに。

>歓迎会ももうすぐお開きだという頃に、
>不味いと言っていたワインを2本半飲み、
>ワインしか飲めないといってたくせにビールも数本飲み
>料理を食い散らかしたアントンがやっと大人しくなった。

次の日、アントンは休んだ
>理由は
>「二 日 酔 い」。


>とりあえず、アントンは使えない人だった。
>でも『出来る女』を演じるのが好きだった。

>皆アントンには急ぎの仕事や重要な仕事は廻さないようにしてた。

>だけど、アントンは常に忙しそう。

>電話をとっても早口で乱暴。PCのキーボードはガンガンドスドス
>引き出しを閉めるのはバーンバーン


>そんなある日、アントンがとうとう

>や ら か し た。


>いつものように設計の出来ないアントンはFAXを送るよう指示されてた。
>不貞腐れながらもFAXを送り、また喫煙室へ消えていった。

>しばらく経つと、FAXを送ったA社から電話がかかってきた。
>「電話番号にFAX送ってない?何回もコール鳴るから取り消してよ」と 苦情の電話。

>アントン登場。

>設計さんが「電話番号にFAXしてるらしいからやり直して」と書類を渡すと、
「間違ってません。」と一言。

>苦情の電話がきた事を話しても「間違ってません」とまだ引かない。

>とりあえずもう一回送るようにと言われ、舌打ちをしながらFAXを送りにいった。

>さすがに今度は喫煙室へは行かなかった。が。

ドスンという音と共に椅子に座ると、ガンガンドスドス始めた

>設計さんもちょっとイラッとしてたし、周りも凍りついて
>ガンガンドスドスだけが響いていた。

>ガンガンドスドスの中、また設計部の電話が鳴った。

>アントンは電話も取らず、ガンガンドスドスを続けていた

>仕方なしに 【友近】 似の設計さんが電話をとると、どうやらA社かららしい。
>ひたすら謝っている。

>そして、電話を保留してアントンに
>「また番号間違えた?早く取り消して」と言うと
>アントンは勝手にA社からの電話に出て

「何なん?私は間違えてないし!は?じゃ、番号言ってみなさい!
> ・・・え?最後が6?・・・そんなん電話とFAX似たような番号にするから
> 悪いんやろ!・・・は?とりあえず送るからもう電話せんといて!
> 私が怒られるんやから!」ガチャン!


>慌てて社長がA社に謝罪の電話をしてた。
バカ社長、目を覚ませと思った。

>アントンは「今日はもう仕事出来る感じじゃないので帰ります」と 帰っていった。

>が、すぐ戻ってきて先ほどの友近さんに

>「あんたな、私より年下や。口の利き方も知らんのか!
> ちょっと設計できるからって調子のんな!」

>と暴言を吐いて帰っていった

次の日アントンは普通に出勤してきた

>しかも、何があったのか凄くご機嫌さんだった。

>何でクビにならないのかもわからなくて、色んな意味で怖かった。


>アントンが席を外すたびに、
>設計部からはアントンを外してくれと社長にお願いするようになった。

>でも、ワンマン社長は、知り合いの人の娘さんという事もあり困っていた。

>そこでワンマン社長が出した答え。
>「よし!営業部で頑張ってもらうから」

>次の日。
>社長が営業部への異動を伝えるため、アントンを会議室によんだ。

>しばらくしてバーンと会議室からアントンが飛び出してきた。
>そして

「私はまだまだやり残した事があるんです!設計部も私が欠けると困ります!」
>って、叫びだした。

>皆が「え?何が?」って感じだった。

>社長は悩んでた。

>そして

「じゃ、これからも設計部で頑張ってもらおうかな」
>って言った。

>皆が「え?何で?」って感じだった。


>月日は流れ、
設計部の皆が諦めと絶望を感じ
アントンの扱いにも慣れてきた頃、

>営業部に新しい事務員さんが入ることになった。

>この人も重要人物なので、名前を付けます。
> 【クリステル】 は、性格温厚で覚えが早くしかも仕事が丁寧だった。

>でも予想通り、アントンはクリステルを嫌ってた。

>常に先輩面して、クリステルに雑用を押し付けてた。

>クリステルはアントンに理不尽な事言われても常に温厚だった。

>常に『出来る女』を演じてたアントンは、自分の方が仕事が出来て
>上の立場だと思っていた。


>クリステルの歓迎会の日、
>アントンの連絡ミスで、設計部に問題発生。

>なので、クリステルの歓迎会は営業部だけでやる事になった。

>が、なぜかアントンが登場した。

>後で設計の人に聞いた話によると、アントンは
自分が行かないと始まらないと言い出したらしい。

皆がバタバタしてるのに、「部下の歓迎会には出る!」と言い張ってたらしい。
>部下ってなに?部署違うし

>アントンは、来るなり「やっぱりまたこの店かぁ」と言った。
>また不味いと言いながらもまたワインをがぶ飲みしてた。

>しばらく経つと、アントンがご立腹。
>アントンはクリステルが主役なのが気に入らなかったらしい。

>いきなりクリステルにあれこれ質問しだした。

>この質疑応答で、それまで不機嫌だったアントンが急に元気になった。

>理由は、クリステルが片親で育てられて、
>高校卒業後すぐ働き出した。
>結婚はしているが、旦那さんは出張が多いということ。

>その後のアントンは、今まで以上に本当に最低だった。

>・片親で育ったって事は貧乏だったんだろうとか、
>・高卒でちゃんとした知識はあるのかとか。
>・旦那は絶対ほかに女がいるとか、
>・子供出来ないなら結婚してる意味ないから離婚しろとか。

>周りもいい加減にしろと止めていた。

>空気の悪い中、アントンはそんな事全く気にせず、
>自分の金持ち自慢や大学時代の事を話していた。
>アントンはずっとしゃべってた。うるさかった。

>昔から、ブランド物のバッグしか持ったことがない。
>クリステルが使っているようなバッグはスーパーの袋と一緒。
>一回使ったら捨てるのが私の基本。などなど。


>クリステルはベテランさんと凄く気が合うらしく、2人は仲が良かった。
>よく私と友近さんも誘ってくれて、4人で飲みに行ってた。

>何回に一度は社交辞令でアントンも誘ったけど、
「彼氏と会うから」と言って来なかった

>しかも皆に聞こえるくらい大きい声で言ってた。


>そんなアントンにある朝一番「飲みに行こう」と誘われた。
>しかも二人きり。

>もちろん即答で「無理です。用事あります。」って行ったけど聞く耳持たず。

>その日のお昼、友近さんがとんでもない事を言い出した。
「アントンは営業に好きな人おんねんで」

>話を詳しく聞いてみると、
>アントンが好きなのは私の隣の席の 【営業男】 さんだった。

>友近さんは、「本当にアントンに恋人が出来れば、心落ち着いて良い人になるはず」
>という結論を出していたけど、どう考えても生贄になる営業男が可哀想だった。

>でも、しょうがないので、その日の帰りはアントンと飲みに行った。

>話が長かったので適当に端折って書くと、

>・営業男が好きだ。
>・今までの男は飽きたので振った。
>・お前は営業男と仲が良いんだから、なんとかしろ。

>たったこれだけの内容を2時間に渡って話された。

>早く帰りたかった私は「じゃ、協力しますよ」と言って話を終わらそうとしたけど、
>アントンは営業男の良い所を延々と話続けた。


>でも、本当に営業男を好きになった頃から、アントンは暴れなくなった
>「アントン恋する乙女大作戦(通称AKO)」のおかげで、
>しばらく平穏な日々を過ごしていった。

>が、事件は起きた。

>ある日、
>久々にワンマン社長が「皆で飲みに行こう」と言ってきた。

>営業男もOKした。
>もちろんアントンもOKした。

>そこで、何故か結婚の話になった。
>独身組は結婚願望があるのかとか。

>営業男は「したいですよぉ。でも良いと思う人は皆結婚してたり、
>彼氏居たりするからなぁ」って言ってた。

>するとワンマン社長が営業男に「どんなんがタイプやねん。」って聞いた。

営業男「クリステルさんみたいな人がいいです。何で結婚してるんすかぁ」

次の日からさっそくアントンのクリステルいじめは始まった

>何かある毎に、「高卒のくせに」とか「貧乏人は金稼ぐの必死やな」とか。
>仕事と全く関係ない事でズンズンくる。

>周りが注意しても、聞く耳持たない。

>あいかわらずヘンテコな『出来る女』で
「部下に注意して何が悪い!」とキレる
(だ か ら、後輩であっても部下ではない)

>そんなある日、ベテランさんが社長のお供で出掛ける事になった。

>普段ベテランさんが金庫の管理やお金を合わせてたけど、帰りが遅くなるので
>社長もベテランさんも、その日はクリステルに任せてた。
   ・
   ・
   ・
 この結末及び全文が気になる方は、
 下記の2chまとめブログへのリンク先でチェックしてください。
 この続きは160辺りからです。


 飛ばして、最終結果だけ書いておきます。

 アントンはそのまま居座り続け
 社員の大半が入れ替わり、1さんもその会社を辞め、
 その後、会社は潰れたそうです。

(2ch引用元スレhttp://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1347065517/)


参照記事 まとめブログへのリンク(2chの反応)
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51738692.html

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編集するにも時間の掛かった長いお話でしたが、
全部読んじゃって、紹介したくなったので頑張りました。

本当に簡単に要点をまとめておくと、

・お金持ちで義理のある相手の斡旋を断るのは難しい。
・ガンは放置すると侵食されて崩壊する。
・馬鹿は組織ぐるみで上手い事乗せて、なるべく関わりを避ける。

こういう「給料泥棒でも置いておくことに意味のある人」って結構いると思います。
ここまで酷い逸材はそうそう居ないかもしれませんが・・・
まず社長は社員に事情を説明して協力を促し、
関わらざるをえない人は、上手くいなす方法を
同僚全体で団結して考えることですかね。

相手が生粋の馬鹿の場合は、
本当の仕事とは関係ない別の仕事を偽造して与えて満足させておけば
良性のガンでいてくれるかもしれませんね。
(そんな扱いを受けて自分が出来る女だと勘違いした可能性もあるw)

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